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フェリーニ甘い生活 。就寝前に。

でもこれはいつのことか。。結構前な気がする。マメに記録しているつもりでも、どうしてもそこからもれてしまうものはある。

で、甘い生活だが、たぶん1時間もせずに、案の定寝てしまった。というか身始めたのがすでに0時とかだったから、こんな200分くらいあるような映画なんて、正直はなから見通す気など毛頭なくて、べつにこのままいつ寝てしまってもいいやと思いながら観ていて……で、寝た。

途中でマストロヤンニの恋人が服毒して病院に運ばれて、でもその病院というのが全然病院に見えない。がらんとしてしていて、無駄に広い。たぶん実際には他の場所なんだろう。そこを無理矢理病院に見立てて撮影しているのだろうというような気がする。黒沢清の映画みたいだ!と思った。

大勢の人がいて、それぞれが自由気まま、好き勝手に酒を飲んだり、歌ったり踊ったり、しゃべっては笑い、しゃべっては怒ったりしていて、そういうのを狂騒的な馬鹿騒ぎというのかもしれなくて、その空間というのはこれはもう混沌としか言いようのない、無秩序の塊みたいなものだが、そういうシーンがやたらと多い印象。