2013-09-01

膨張が加速した先、宇宙はどうなってしまうか。
空間そのものが膨張し、銀河同士の距離は離れていく。星同士の距離も。そうなるとお互いの光は届かなくなり、何も見えない、夜空は太陽以外漆黒の闇という、そういう状態になるかもしれない。
しかし、そうなる以前に、そうなってしまうよりも先に、太陽の寿命の方がつきてしまうだろう。地球の方は安定しており、すぐになくなるような理由はない。太陽は、現在寿命の半分くらいにきている。地球が出来て46億年。太陽はあと、50億年程続くと予想されている。その時点で太陽はエネルギーを使い尽くし、赤色巨星といって、どんどん大きくなり、と同時に軽くなり、元素を燃やして質量を失う。膨張して膨らむ太陽。地球の軌道にまで達するほどに太陽が膨らんだ場合、地球は太陽に飲まれてしまう。ただ、軽くなった太陽によって、太陽からの重力が弱まる。よって地球の軌道は広がるので、飲まれることはないかもしれない。仮に、人類が50億年後も生きているとすれば、環境の変動によって生存は難しくなるだろう。という。

ならば、少なくとも、あと50億年くらいは、地球自体は(楽観的に考えるなら)存在し続けるということだろう。あと50億年ある内、人類がどの時点まで生存出来るのかは分からないが、しかし、地球そのものはあと50億年もある!