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道を歩いていると、たまたまフラフープを練習している少女に出遭う。少女のフラフープの腕前はお世辞にも上手いとは言えない。もっと激しく突き上げるように腰を振らなければ、輪っかはたちまち足元に落下してしまうぜ。ほら見たことか。腰つきが甘いんだ。貸してみな。俺が見本をみせてやる。
…ッ!ダメだ!今の俺の腰の状態では、君にフラフープの手ほどきをしてやることはできない…嘘じゃないって。マジで腰が痛いんだよ!フラフープで後から首を絞めるのはやめてくれ!…く、苦しい…。

そんな目に遭わないとも限らない。