ジャージー・ボーイズ

シネマ5で今年初の映画。

ここを訪れるのはたぶん数年ぶりだろうか?
ぜんぜん変わっていなくてホッとした。
相変わらず使いづらいせまいトイレ。ぼくの知ってるシネマ5だ。
でも、ロビーにある喫煙スペースが仕切り付きになっていたのは昔と違う。
でもいまどきタバコをまともに吸えるところのほうが珍しい訳だから、これは大変稀有なこと。
喫煙者を優遇し過ぎだろうというくらい、タバコを吸う場所の居心地がよいのだ。他の、非喫煙者はまともに座るスペースすらないというのに。喫煙者には広々としたソファにふんぞり返れるほどのスペースが与えられている。かたわらに「The Usual Suspects」のポスター。


なつかしい感触のする座席(フランス キネット社製の椅子)に身体をしずめて上映開始を待つ。お客はまあまあ。
しばらくするとブザーが鳴って、館内のあかりがゆっくりと消えていく。幕があがり、白いスクリーンがかがやきはじめる。
そこにうつしだされるだれかの人生をぼんやりと夢のようにながめている。